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[2025年11月27日] つながれ! 全国のソフトボールファン!! 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」(第89回)


 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)は4月に「開幕」を迎えた「2025シーズン」も「第1節」「第2節」「交流節」「第3節」「第4節」を経て、最終順位を決定する「順位決定節」を終了(10月31日(金)~11月3日(月・祝)※雨のため、1日順延。鹿児島県南九州市・知覧平和公園多目的球場を会場に開催)。長いシーズンの幕を閉じました。
 今シーズンの「最終順位」を決定する「順位決定節」は、「プラチナセクション」「サファイアセクション」両セクションの1位・2位のチームが「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック(優勝・準優勝・3位・4位を決定)、3位・4位チームが「順位決定節」Bブロック(5位~8位を決定)、5位・6位のチームが「順位決定節」Cブロック(9位~12位を決定)で戦い、各ブロックで1回総当たりのリーグ戦を行い、1位~4位の順位を決め、各ブロック1位・2位のチーム、3位・4位のチームが対戦し、最終順位を決定しました(大会結果はこちら)。

 2025年シーズンは終了しましたが、昨シーズン(2024年)からスタートしたこの企画はオフシーズンも続いていきます! 日本リーグでプレーする「現役選手」たちが自ら企画し、スタートさせたこの企画、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
 このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
 オフシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。このイベントへの参加者も「6,000人」の大台を突破しました。89回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。

 まず1本目は、大和電機 Blue Lakers(チーム紹介ページはこちら)の村井聖那選手のご友人である井上さん、杉浦さんとキャッチボールを行った動画です。
 井上さんはソフトボール経験者(村井選手と一緒にソフトボールをやっていたそうです)で、杉浦さんは「ソフトボールは初めて」とのことでしたが、とても楽しそうにキャッチボールをやっている姿が印象的でした。
 村井聖那選手は今シーズン(レギュラーシーズン)13試合中11試合に出場。打率2割3分1厘(13打数3安打)・打点1・盗塁3の成績を残し、チームも「プラチナセクション」10勝3敗で2位。2022年以来、3年ぶりとなる「日本リーグ優勝」をめざし、「順位決定節」Aブロック進出を果たしましたが……結果は勝ち星なしの4連敗。2022年以来の「王座奪還」「日本リーグ優勝」はならず、4位に終わりました。
※大和電機 Blue Lakers「順位決定節」Aブロックでの試合結果・詳報はこちら
Aブロック・リーグ戦 第1戦 靜甲戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第2戦 YKK戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第3戦 VONDS市原 Emerald Green戦 試合レポート
Aブロック・3位決定戦 試合レポート

 雨で大会初日が中止・順延となり、試合実施順が変わったことも影響したか、リーグ戦初戦で「プラチナセクション」1位の靜甲に大敗を喫し、出足で躓くと、翌日のダブルヘッダーでは「サファイアセクション」1位のYKKに4-5で惜敗。最終戦の「サファイアセクション」2位・VONDS市原 Emerald Green戦も0-1で落とし、リーグ戦3連敗……この時点で「王座奪還」「日本リーグ優勝」の夢は消え、「3位決定戦」に回ることに。
 その「3位決定戦」でもリーグ戦3位のYKKに3-5で敗れ、勝負どころの「順位決定節」で1勝も挙げることができず、4位で今シーズンを終えることになりました。
 選手たちにとって、周囲で支え、応援・声援を送ってくださる皆さんがいるということが「大きな力」となっています。残念ながら今シーズンは4位という結果に終わってしまいましたが、選手たちがチーム一丸となり、勝利に向かって、日本リーグ優勝に向かって、力を合わせ、全力を尽くして戦った日々はかけがえのないものであり、その選手たちの戦いを、熱い声援で後押ししてくださった友人、家族、職場の皆さん……たくさんの方の支えがあってこそ、このJSLが成り立っています。
 今シーズン、熱い声援を送ってくださった皆さんに、心より感謝申し上げるとともに、また、新たに始まるシーズンにおいても、今まで以上の熱い声援と強力な後押しをお願い申し上げる次第です。
 そして……来シーズン、また皆さんの熱い声援に応えるべく、選手たちは「全力プレー」を見せてくれるものと確信しております。JSLに皆さまのさらなるご声援とお力添えをお願い致します。

 2本目の動画は、花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、第3節茨城大会の会場で、応援に駆けつけてくださった鹿島工場の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
 前回、「花王テクノスクール」(前回の記事はこちら)のことを少しばかり紹介させていただきましたが、チームの母体となる「花王」は日本全国にとどまらず、海外にも生産拠点、販売拠点を持っており、この第3節が茨城県古河市で開催されるとあって同じ茨城県内の鹿島工場の皆さんが応援に駆けつけてくれ、このキャッチボールイベントにも参加してくださったそうです。
 花王コスメ小田原フェニックスは、今シーズン「日本リーグ」で「優勝候補」に挙げられながら、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を逃し、5位~8位を決めるBブロックでの戦いとなってしまいました。
※「順位決定節」Bブロック、花王コスメ小田原 フェニックスの試合結果・詳報はこちら
Bブロック・リーグ戦 第1戦 MORI ALL WAVE KANOYA戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第2戦 小泉病院 Blue Arrows戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第3戦 平林金属 Peachblossoms戦 試合レポート
Bブロック・5位決定戦 試合レポート

 Bブロックでは、戦前「優勝候補」に挙げられていただけの「実力」を発揮。「強さ」を見せつけ、リーグ戦3戦全勝の1位で通過。「5位決定戦」でも勝利し、Bブロック「最上位」となる「5位」でシーズンを終えました。
 「全日本実業団女子選手権大会」では昨シーズン「優勝」、今シーズン「準優勝」の好成績を収め、「順位決定節」でもBブロックでは「最上位」の5位となりました。次に狙うべきは「日本リーグ優勝」、来シーズンこそ、その「目標」を叶えてほしいものです。
 多くの人の支え、応援・後押しがあってこそ、大好きなソフトボールに打ち込むことができること。会社やともに働く社員の皆さんの理解と協力があってこそ、日々ソフトボールができること。決して忘れてはなりません。
 ソフトボール選手である前に、一人の社会人として、仕事をする者として、職場で与えられた職務、役割、責任を果たし、会社の皆さんから、職場の皆さんから、愛され、応援される存在であること。それが私たちJSLがめざす姿であり、「ソフトボールと仕事の両立」を果たした上で、グラウンド上でも全力を尽くし、「日本リーグ優勝」をめざし、戦っています。
 今シーズンの戦いを糧に……来シーズン、さらにレベルアップ、ステップアップした花王コスメ小田原 フェニックスの「戦い」が見られることを期待しています! また、JSL所属の全チーム、全選手・スタッフが、会社において、職場において、「必要」とされる人材であり、愛され、応援される存在となることをめざしていきたいと思っております。

※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
 大和電機 Blue Lakers 公式Instagram https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
 花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram https://www.instagram.com/cosmeodawara
 JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

チャレンジ10,000人とキャッチボール


次回予告(12月4日公開)
次回予告

前回動画(11月20日公開)


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